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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第5章 特訓! 沙川花楓!!
恥ずかしいことも、強すぎる刺激も、俺が求めてくれるなら応じたい、という気持ち。そしてさらに奥には俺を守りたい、という気持ち。
守りたい。一緒に戦いたい。でも自分は『力』の提供者、共に刀を並べて戦うこは出来ない。実際に守ってもらうのは自分のほうだ。
ならせめて、もっと強い『力』を。もっと強く、もっと長い時間…
俺の気持ちの向こうに、たくさんの人で賑わう道場の様子が見えた。辻斬り騒ぎが起こる前の、人で溢れていた頃の道場だ。
その中には俺の姿もある。花楓の視線は忙しなく道場のあちこちに動きながらも、俺がどこにいるかずっと気にかけてくれている。視界の中にはいなくても、思考の中から俺がいなくなることはなかった。
恥ずかしさと強い快感の中でも、花楓はしっかりと俺のことを想ってくれていた。
小次郎が望むなら。小次郎が生きて帰れるなら。
もっと強い快感を、あたしに。
守りたい。一緒に戦いたい。でも自分は『力』の提供者、共に刀を並べて戦うこは出来ない。実際に守ってもらうのは自分のほうだ。
ならせめて、もっと強い『力』を。もっと強く、もっと長い時間…
俺の気持ちの向こうに、たくさんの人で賑わう道場の様子が見えた。辻斬り騒ぎが起こる前の、人で溢れていた頃の道場だ。
その中には俺の姿もある。花楓の視線は忙しなく道場のあちこちに動きながらも、俺がどこにいるかずっと気にかけてくれている。視界の中にはいなくても、思考の中から俺がいなくなることはなかった。
恥ずかしさと強い快感の中でも、花楓はしっかりと俺のことを想ってくれていた。
小次郎が望むなら。小次郎が生きて帰れるなら。
もっと強い快感を、あたしに。