この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第6章 神速! 沖田総司!!
 湯気が立ち込める暖かい浴室。じーちゃんこだわりの風呂場は広くて気持ちがいい。
 木造りのバスチェアに座る俺に、花楓が背後からお湯をかけてくれた。

「つ…」
「あ、ごめん、沁みる?」
「大丈夫」
「うん、でも石鹸使うともっと沁みちゃうよね」

 花楓は考え込むように言うと、そっと手のひらを押し当てる。首筋から背中までを丁寧に撫でていく。
 石鹸は使えないし、タオルで擦るとまた血が滲みそうだ。代わりに手のひらで優しく丁寧に俺の体を拭ってくれる。

 体が冷えないように時折手桶に湯を汲んではかけてくれる。
 花楓の体は俺の背中に貼り付き、その手が胸や腹を優しく漂う。花楓の丸い胸の形が背中に伝わり、乳首が擦れる感触がする。

「何か恥ずかしいね、こういうのって…」
「胸が背中に当たってる」
「馬鹿…」

 花楓も興奮しているのだろう。湯気に負けないくらい吐息が熱い。

「ん…」
「くすぐったい?」
「少し…」
「続けて平気?」

 うん、と俺は頷く。

「むしろもっとしてほしいっていうか…」
「…馬鹿」

 こういう時、花楓は口癖のように「馬鹿」を繰り返す。恥ずかしさが頭の回転を鈍らせているのだろうか。それとも、恥ずかしさじゃなく、この後訪れる快感への期待…?

 俺のちょっとした疑問に応えるように花楓の息遣いが弾む。指は俺の股間へと進んでいる。汗を流すようにそっと先端緒皮を剥き、一本一本指を折りたたむようにふわりと握る。

 手が小さく前後に動く。

 何で女の子はこんなに柔らかいんだろう。胸やお尻だけじゃない。唇も舌も、手のひらも指も。
 暖かい浴室の中、心地よく温まった花楓の体は蕩けるように柔らかい。

 手のひらは肉棒だけではなく、袋までも優しく揉みしだく。

 花楓が湯気を割って、俺の正面に回り込む。バスチェアに座る俺の足の間に小柄な細い体がちょこんと座る。
 手を伸ばして俺の首に絡め、キスをねだるように顔を寄せて来る。
/227ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ