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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第3章 卑劣! 武田観柳斎!!
「えっ?」

 俺の言葉に今度は花楓の方はびくっと揺れた。

「え、ってお前、話聞いてなかったのかよ」
「き、聞いてたわよ」
「あの『力』がないと戦えないだろ」
「やっぱり、そうよね…あの『力』を使うわよね…?」
「当然だ、頼む」
「わ、分かったわよ!」

 投げやりな口調で花楓が小太刀を抜く。精神を統一させ、その張りつめた空気が俺にも伝わってくる。俺も刀を抜いた。

「待たせたな、永倉。何だかいろいろごめんだったけど、ここからは真剣勝負だ」
「おう、ありがとうよ」

 顔に太い笑みを刷く。すすっと刀が滑るように動く。

「老いたりとはいえ、簡単にはやらせはせん。もう一度…」

 ぴたっ、と剣先が正眼の構えに収まった。

「天下一品のらあめんとやらが食べたいのでな」
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