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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第3章 卑劣! 武田観柳斎!!
花楓を守れなかった。目の前で助けを求めているのに何もしてやれない。
そして俺自身が気付いていなかった、いや認めたくなくて懸命に目を逸らしていたこと。
お前、この女に惚れているのだろう。
その言葉を聞いた時の花楓の目。
守れなかった。何一つ。
俺の気持ちも、花楓の体も。
武田への怒り。何より無力な自分への怒り。『力』の代償を健気に俺に隠してくれた、花楓への気持ち。
「ひ…あうっ、んっ! いや、いやぁ…う、んん…っ!」
成す術もなく犯されている花楓。
ぷちん。何か音が聞こえた。
俺は刀を振りかざしていた。
そして俺自身が気付いていなかった、いや認めたくなくて懸命に目を逸らしていたこと。
お前、この女に惚れているのだろう。
その言葉を聞いた時の花楓の目。
守れなかった。何一つ。
俺の気持ちも、花楓の体も。
武田への怒り。何より無力な自分への怒り。『力』の代償を健気に俺に隠してくれた、花楓への気持ち。
「ひ…あうっ、んっ! いや、いやぁ…う、んん…っ!」
成す術もなく犯されている花楓。
ぷちん。何か音が聞こえた。
俺は刀を振りかざしていた。