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キズナツナグモノガタリ ~誠の男と性の少女~
第4章 脱童貞! 宮本小次郎!!
だから俺は、ずっとこのままでいようと思った。花楓が男友達と仲良さそうに話をしているのを見るのは辛かったけど、それでも我慢した。いつか花楓に彼氏が出来るのかと思うと胸がキリキリと痛んだ。
それでも耐えて来たのに。
花楓はいつも通り振る舞いながらも、俺と目を合わせてくれなかった。思えば俺もちゃんと花楓の顔を見れていなかったように思う。
花楓の犯される姿。色濃く鮮明に頭にこびりついている。露わになった肌も、胸も。
泣きながら助けを求める声も。顔を覆って耐える姿も。
「おかわりは?」
花楓のお母さんが手を伸ばして茶碗を受け取ってくれる。じーちゃんは花楓が淹れた食後のお茶をおいしそうに飲んでいる。
俺が守りたい風景。
俺が、守りたい人─
それでも耐えて来たのに。
花楓はいつも通り振る舞いながらも、俺と目を合わせてくれなかった。思えば俺もちゃんと花楓の顔を見れていなかったように思う。
花楓の犯される姿。色濃く鮮明に頭にこびりついている。露わになった肌も、胸も。
泣きながら助けを求める声も。顔を覆って耐える姿も。
「おかわりは?」
花楓のお母さんが手を伸ばして茶碗を受け取ってくれる。じーちゃんは花楓が淹れた食後のお茶をおいしそうに飲んでいる。
俺が守りたい風景。
俺が、守りたい人─