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くすくす姫と百人の婚約者(フィアンセ)
第29章 マイスターの報酬
(やだ…気持ちいいの、苦しい…)
与えられる行為が気持ち良ければ気持ち良いほど、どこにも行けない逃げ場のない快感が、姫の体を苛みました。
息苦しくなって呼吸が浅くなり、涙が滲んで、目隠しの布を濡らしました。
「あ、やぁっ…だめぇ!」
姫は自分でもどうしようもなくなって、喘ぎながら、「彼」の名前を呼びました。
「…やっ、タン…ムさま、あ!」
自分の中に溜まった熱をどうすることもできなくなったスグリ姫は、どうしようもなくて、「彼」が装っている相手の名前を呼んだのです。
すると。
姫が何を言っても止まらなかった、舌と唇の感触が、一瞬消えました。
その代わりに。
「…ふ、ぁ?…え、あ!あ、やだ、やあああ、え、ああっ、ああああんっ!!」
何が起こったのか、分からないまま。
姫の見えない視界が一瞬チカチカ眩しくなって、次の瞬間、真っ暗な闇の底に、沈みました。
与えられる行為が気持ち良ければ気持ち良いほど、どこにも行けない逃げ場のない快感が、姫の体を苛みました。
息苦しくなって呼吸が浅くなり、涙が滲んで、目隠しの布を濡らしました。
「あ、やぁっ…だめぇ!」
姫は自分でもどうしようもなくなって、喘ぎながら、「彼」の名前を呼びました。
「…やっ、タン…ムさま、あ!」
自分の中に溜まった熱をどうすることもできなくなったスグリ姫は、どうしようもなくて、「彼」が装っている相手の名前を呼んだのです。
すると。
姫が何を言っても止まらなかった、舌と唇の感触が、一瞬消えました。
その代わりに。
「…ふ、ぁ?…え、あ!あ、やだ、やあああ、え、ああっ、ああああんっ!!」
何が起こったのか、分からないまま。
姫の見えない視界が一瞬チカチカ眩しくなって、次の瞬間、真っ暗な闇の底に、沈みました。