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くすくす姫と百人の婚約者(フィアンセ)
第35章 100人目の婚約者
「あ、サクナっ…やぁ、なんか、へんっ、」
「気にすんな、変なのは俺もだスグリ」
「ふぁ!?」
「っ!お前、絞めんな!」
「や、なに?…スグリって…た、ら、きゅって、」
「…スグリ?」
「や!んんっ、あ、んっ、いっぱい、」
名前を呼ばれた姫の中はきゅうっと締まり、サクナを柔く締め付けています。

「クッソ、ほんと、なんなんだよ、お前は…っ!」
自棄になったサクナは、姫の胸を直に鷲掴みました。

「はぁああん!」
柔らかな胸を揉みしだくと、姫の体が、びくびくと跳ねます。

「触って、平気、か?」
「へいきじゃ、なっ…」
「くすぐったい、のか?」
「ううん、っ」
そう聞かれた姫は、ふるふるっと頭を振りました。

「いいのぉ…きもちっ…よすぎっ、あたま、おかしくなり…そ…」
「っっ!!!!!」
(ああああああ!!!ダメだ…!蹴られなくてもどっちみち可愛死ぬ!!!)
先程までは命さえあればいいと思っていたサクナでしたが、遂にそれも諦めました。

「サクナ?…ど、したの?…ふあ?!あ!あっあ、や、こんなの、ぉ」
繋がっている所のすぐ上の突起をくるくると捏ねられ、姫の目からは、そこの滴りに負けないくらい、ぽろぽろ涙が零れました。

「イッても良いぞ、我慢すんな、スグリ」
「あ、…って、んっ」
「いいから、余計なこと、考えんな…ほら、」
突起を押しつぶされて耳を喰まれると、姫の全身に力が入って、ぶるぶる震えました。
「あ、や! ああん!サクナっ…あ、サクナぁ、いっちゃ、んっぅううん! 」
首にぎゅっとしがみついた柔らかい体の背が反り、かくんと力が抜けました。

「大丈夫か?」
目をぎゅっと閉じた姫の髪に口づけて聞くと、ぼうっとした表情で目を開けました。
「…んあ…いっ…ちゃっ…ふ…ぇ」
子どものようにふにゃふにゃと喋る姫に口づければ、素直に舌を絡めて来ます。

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