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くすくす姫と百人の婚約者(フィアンセ)
第35章 100人目の婚約者
「ぅ、ふ…ん、」
(昨日もだったが、こいつ、イくとぐにゃぐにゃだな)
昨日も突然くったり脱力した姫に驚きながらも、オレンジ細工と持ってきていた瓶を引き出しに仕舞い、服を整えブランケットをかけてやって、部屋を後にしたのです。
今日はさすがに意識はあるようでしたが、先程までとは反応が変わっています。
強い刺激は苦しそうだ、と見たサクナがゆるゆると動くのに合わせて、姫は揺れながら、仔猫のような声を上げ続けました。
「ゃぁ…ああん…っ…サクナぁ…いっ…」
「気持ち、良いか」
頬をするりと撫でると、そこに頭を擦り付けてきます。
「…んっ、ぅん、んっ、いっ」
「そう、か…っ…そろそ、ろ」
姫に合わせてゆるく動き続けることに限界が来たサクナは、スグリ姫の脚に手をかけました。
「スグリ…っ、許せ」
そう言うと脚を片方深く折り曲げ、そこにがつがつとぶつけるように、抜き差しのペースを速めました。
スグリ姫は突然速まった激しい動きに、泣き声を上げました。
「あ!だめ、そこ、こすれちゃっ…あ、だめぇ!あ、いっ…またぁ…もっと、いっちゃ…、あっ!あ、あぁん、やぁあ」
ひっきりなしにやってくる快感に、スグリ姫はもう一度上り詰めました。
「くっそ…いっ…く!」
「サクナぁ、ぁああぁああ!あっ、ゃあああん!」
サクナは全てを姫に注いで叩きつけ、そのまま倒れこみました。