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くすくす姫と百人の婚約者(フィアンセ)
第38章 100人目とのお手合わせ
(『特に、聞こえませぬが』)
(『風かな。そろそろ、参りましょうか』)

「っは…っ」
絨毯を踏んで足音が遠ざかっていくのを聞いて、姫はほっと息を吐きました。
「すっげえな、そんなに感じたのか。食いついて来やがって…おっ…また、」
「っ、ばかぁ…ぁっ、うごかしちゃ、やぁんっ!!」
サクナに言われるまでも無く、自分がいままで以上にそこを溢れさせていたり、サクナを締め付けていることには、気付いてはいたのです。
「そんなに怒るな。こっちは怒ってねぇみたいだぞ、ほら…」
「あ、ん、」
すっげえ悦んでる、とサクナに囁かれて、彼の収まっている場所が鈍く疼きました。

「っやぁっ…ん、あ…っ…サクナっ、…きもち、い、っ…」
先程までの緊迫感が薄れ、自分を抑えなくてもよくなった姫は、素直に快感に溺れてゆきました。
「いい子だな、そんな、気持ち良いか?」
「んっ…いいのぉ、っ……あ…も…いきそ…っ」
姫の声には、甘えるような響きが混じり始めています。
「ああ…ちょっと、我慢しろ」
サクナはそのまま姫を抱えて、白くて広い寝台に歩いていきました。
「はぁん!あ、や、あるいちゃ、だめぇ!」
歩くたびに繋がりが深くなり、姫の体はその振動で上下に揺さぶられています。

「くそっ、キッツいな」
「あ、あ、あ、ん」
サクナは寝台まで来ると、姫をそのまま背中から布団の上におろしました。
「っふ…ん…ふ、あ、サクナぁ」
姫は、膝から上が仰向けになった体勢で、寝台の縁に居るサクナに手を伸ばし、彼の名前を呼びました。
「ん?どうした」
このままヤるか、それとも別の体勢を試そうかと考えていたサクナは、姫に半分生返事をしました…が。
「はなれてるの、や…ぎゅって、だっこぉ…」
「っ!!!!!!」

姫のおねだりを耳にした瞬間にくだらない思案は全て吹き飛んで、気が付くと獣のようにがつがつ動いておりました。
「あ!あ、あ、あんっ!あ、や、そこっ、あたって…んっ」
「っ前はっ…どんだけ…っ」
「やぁあん、あ、だめぇ、あ、すごい、すごいのぉ、」
「クッソ、お前ん中もすげっ…スグリっ、」
「やっ、ん、いっちゃうよぉっ、あ、いっちゃ、」
「いいぞ、いくらでも、好きなだけ、イけ、っ」
「ひゃ、や、ああぁああん!」
一瞬跳ねて寝台にくったり沈んだ姫をしばらく揺さぶって、サクナは唸りながら姫の上に被さると、荒い息を吐きました。
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