この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
くすくす姫と百人の婚約者(フィアンセ)
第1章 とある「お見合い」

(深い口づけにさえ、不慣れなのだな……もっともっと、乱れさせたい)

 すっかり肌蹴けたローブから彼女の肩を抜いて寝台の上に滑り落とし、先程まで手で嬲っていた胸に、舌を這わせます。
 すべすべとした染みひとつ無い肌。
 膨らみの先端の、淡い桃色の愛らしい尖り。

「綺麗だ」

 賛辞を囁いた口に先端を含んで転がすと、溜息のような吐息が聞こえてきます。
 その微かな声に気をよくして、もう片方の尖りを指先で探り当て、きゅっと摘んで刺激しました。

「っひゃあ!」

 その途端、彼女の体が、びくんと跳ねました。

「大丈夫かい?」

 刺激が強すぎたか、と胸の先端を食むようにしながら聞くと、息を荒げながら頷いています。

「貴方様の御手が、少し……冷たくて、びっくりして」

言い訳しながら目を伏せて、更に真っ赤にゆだったようになる彼女に、愛おしさがこみ上げました。

「それは、済まなかった……すぐに、温かくなるからね」

 彼は彼女を温めようと、体をぎゅっと密着させました。
 口づけながら両手で髪を撫でて耳を擽り、胸をこすり合せるようにすると、彼女の柔らかかった胸の先が、少しずつ主張を始めました。
 二人の体の隙間に両手を入れ、胸全体を手でやわやわと揉みながら、硬くなった尖りを、時折きゅっと摘み上げたり、捏ねたり。
 そのたびに、彼女の舌や体は、素直に反応を返してきます。

 やがて、彼が与える舌の動きに彼女が追いつかなくなったころ、彼はちゅっと唇を吸い上げて一旦口づけをやめ、彼女の首筋に唇を寄せました。

「きゃんっ!」

 先程脱がせた絹のローブに勝るとも劣らぬ、柔らかな肌。
 それを唇で軽く吸い上げると、長い口づけの後まだ視線をぼんやりとさせていた彼女が、小さな声を上げました。そのまま、唇で啄ばんでは肌の柔らかさを楽しみ、舌を滑らせては肌の滑らかさを味わいました。
 両手は、胸全体を捏ねるように、強めに刺激を与えています。口づけの後、惚けたような顔をしていた彼女は、いつの間にか両手で口を抑えていました。
/162ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ