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くすくす姫と百人の婚約者(フィアンセ)
第24章 はじめてのお手合わせ
(ふむふむ。なかなかいい調子だな)
タンム卿が姫の表情を窺うと、唇は苦しげに喘ぎ、瞳は固く閉じられ、睫毛の端にはうっすら涙が滲んでいます。
「姫?ほら、眼を開けて」
「あ…は、いっ…」
言われるがままに目蓋を開けた姫の眼に、鏡の中の自分の姿が写りました。
そこには、服を肌蹴て背後の見合い相手に身を委ね、頬を紅潮させて喘ぎながら、あられもない姿を晒している自分が居りました。
(あ、やっ)
「ぁ…やぁ、あ」
あまりの恥ずかしさに涙が溢れ、鏡台にぽたりと落ちました。
「嫌、ですか?嫌じゃないでしょう?」
そう言うとタンム卿は、胸をまさぐっていた手の片方を、いつの間にか半分腰が砕けたようになって自分の膝の上に乗り掛かるような姿勢になっている姫の太腿の辺りにやりました。
スカートの上から何度か撫で上げると、姫の体の力が抜けていきます。
「んぁ…あ、あ、やっ、や」
滑らせた手の指を姫の足の間に潜り込ませて布越しにそこを震わせるようにしながら、もう一方の手で胸を揉みしだき、唇で項に口付けました。
「あん!いやぁあ、だめぇっ!」
すると、姫は耐えきれないように、身を捩り。
「あああぁんっ!…!?…っふ!!っ、」
身を捩った拍子に、タンム卿の手が上着の合わせ目から隙間に入り。
「…あは?は、ははははははははーーーー!!!」
「!!っうぐうっ!!!」
図らずも、姫の素肌にタンム卿の手が、触ってしまった次の瞬間。
例の特異体質がいかんなく発揮され、姫はタンム卿の可哀想な顎に、頭突きをかましておりました。
タンム卿が姫の表情を窺うと、唇は苦しげに喘ぎ、瞳は固く閉じられ、睫毛の端にはうっすら涙が滲んでいます。
「姫?ほら、眼を開けて」
「あ…は、いっ…」
言われるがままに目蓋を開けた姫の眼に、鏡の中の自分の姿が写りました。
そこには、服を肌蹴て背後の見合い相手に身を委ね、頬を紅潮させて喘ぎながら、あられもない姿を晒している自分が居りました。
(あ、やっ)
「ぁ…やぁ、あ」
あまりの恥ずかしさに涙が溢れ、鏡台にぽたりと落ちました。
「嫌、ですか?嫌じゃないでしょう?」
そう言うとタンム卿は、胸をまさぐっていた手の片方を、いつの間にか半分腰が砕けたようになって自分の膝の上に乗り掛かるような姿勢になっている姫の太腿の辺りにやりました。
スカートの上から何度か撫で上げると、姫の体の力が抜けていきます。
「んぁ…あ、あ、やっ、や」
滑らせた手の指を姫の足の間に潜り込ませて布越しにそこを震わせるようにしながら、もう一方の手で胸を揉みしだき、唇で項に口付けました。
「あん!いやぁあ、だめぇっ!」
すると、姫は耐えきれないように、身を捩り。
「あああぁんっ!…!?…っふ!!っ、」
身を捩った拍子に、タンム卿の手が上着の合わせ目から隙間に入り。
「…あは?は、ははははははははーーーー!!!」
「!!っうぐうっ!!!」
図らずも、姫の素肌にタンム卿の手が、触ってしまった次の瞬間。
例の特異体質がいかんなく発揮され、姫はタンム卿の可哀想な顎に、頭突きをかましておりました。