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道案内
第1章 道案内

「なんかおにーさんと喋ってたら、気持ちも落ち着いてきたっていうか……だからありがとね!」

「いいえ、どういたしまして」

男の穏やかな声と表情に、女は心がふわっと温かくなった。この人、いいな。なんか、安心する。

「君なら大丈夫だよ」

「え?」

「きっとご両親も気に入ってくれる」

「そうかな?」

「うん。絶対」

「え、絶対?」

男はうん、と頷く。

絶対という言葉は絶対という時にしか使えない。でも目の前のこの人は絶対と言った。冗談ではないのは、彼の真剣な様子から見て分かる。

「そ……っか」

絶対大丈夫。絶対、絶対、絶対……。
女は頭の中で男の言葉を繰り返す。
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