パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 マリコと加代子

量販店でいやらしいおもちゃを何点か購入し、待ち合わせの店に入った。10分くらい早かったが、僕は席に座って待っていた。

5分くらい経った時にマリコの姿が見えた。
いつも束ねている髪を下ろし、白のマキシ丈のワンピースにラベンダー色のロングカーディガンを羽織っていた。

メチャ可愛い…

マリコはキョロキョロし、僕の姿を見るとニッコリと笑った。

僕の心臓は半端なく大きく鳴り響いていた。

マリコは振り返ると、佐原さんの姿が彼女の後ろに現れた。

な…なんだ？
一緒に来たのか？

僕は嫉妬していた。

「今、入り口で会ったんだ。」
佐原さんが言うと、マリコは佐原を見て相槌を打った。

そうか…入り口でか…
待ち合わせ時間通りに来たら会うよな…

僕の前にマリコを座らせ、佐原さんは僕の隣に座った。

「あの、友達も呼んだの。って会社の先輩なんだけど、もう来るわ。」
マリコはスマートフォンを見ながら入り口の方を見た。
1人の女性が来るとマリコは手を挙げ、手を振った。

膝上の卵色のワンピースを着た女性だった。