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マリコのマ●コ
第1章 再会
先輩は早く彼女と飲み会でも食事会でもいいからセッティングしろと毎日急かした。
「佐原さん、まだあれからあの会社へは行ってないですよ。多くて1週間に一度…少なければひと月に一度しか行かないじゃないですか?担当だったんだから分かるでしょ?」
僕は不機嫌だった。
佐原先輩は独身でイケメン…頭が良くて要領もいい…
彼女が佐原先輩に興味を抱いたら彼女は先輩のものになってしまうような気がした。
僕は昨年結婚してしまっていたけど…
せっかく会えた彼女が今は誰のものでもなくて…
自分のものにはならないとしても
誰かのものにはなって欲しくはなかった。
それも、自分よりも全然男として魅力のある先輩のものにはなって欲しくはなかった。
「佐原さん、まだあれからあの会社へは行ってないですよ。多くて1週間に一度…少なければひと月に一度しか行かないじゃないですか?担当だったんだから分かるでしょ?」
僕は不機嫌だった。
佐原先輩は独身でイケメン…頭が良くて要領もいい…
彼女が佐原先輩に興味を抱いたら彼女は先輩のものになってしまうような気がした。
僕は昨年結婚してしまっていたけど…
せっかく会えた彼女が今は誰のものでもなくて…
自分のものにはならないとしても
誰かのものにはなって欲しくはなかった。
それも、自分よりも全然男として魅力のある先輩のものにはなって欲しくはなかった。