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マリコのマ●コ
第4章 マリコと加代子
朝起きると妻はいなかった。
「もう仕事に行ったのか?」
然程気にならなかった。
テーブルに弁当が置かれていた。
その日の業務が終わり帰ろうとすると、僕のスマホに妻からメッセージがあった。
今日は得意先関係者と飲み会があったのだ。
妻は会社の玄関で僕の姿を見ると手招きをした。
「何?」
僕は時間を気にしながら妻に言った。
「あのね…昨日言おうと思っていたけど…」
「ん?」
「あの…」
「ごめん。僕、急いでいるんだ。」
「あ、そうね…あのね。赤ちゃん…できたの。」
「ふーん。赤ちゃん…赤ちゃん?」
僕は驚いた、
離婚前に赤ちゃんが?
佐原さんの子?
だから早く離婚しろって事か?
離婚ができる。
僕の顔が少し綻んだ。
「分かった。また、帰ったら話そう。」
緊張した妻の顔は、僕の緩んだ笑顔を見て綻んだ。
「ヒロシ君。ありがとう。」
いやいや。
「こちらこそ、言ってくれてありがとうだよ。」
僕は今日、マリコにプロポーズしようと思った。
やっとマリコと…
セックスができる。
「もう仕事に行ったのか?」
然程気にならなかった。
テーブルに弁当が置かれていた。
その日の業務が終わり帰ろうとすると、僕のスマホに妻からメッセージがあった。
今日は得意先関係者と飲み会があったのだ。
妻は会社の玄関で僕の姿を見ると手招きをした。
「何?」
僕は時間を気にしながら妻に言った。
「あのね…昨日言おうと思っていたけど…」
「ん?」
「あの…」
「ごめん。僕、急いでいるんだ。」
「あ、そうね…あのね。赤ちゃん…できたの。」
「ふーん。赤ちゃん…赤ちゃん?」
僕は驚いた、
離婚前に赤ちゃんが?
佐原さんの子?
だから早く離婚しろって事か?
離婚ができる。
僕の顔が少し綻んだ。
「分かった。また、帰ったら話そう。」
緊張した妻の顔は、僕の緩んだ笑顔を見て綻んだ。
「ヒロシ君。ありがとう。」
いやいや。
「こちらこそ、言ってくれてありがとうだよ。」
僕は今日、マリコにプロポーズしようと思った。
やっとマリコと…
セックスができる。