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第5章 真実

確かにマリコは僕を好きだって言った。
僕を好きだからマリコのマ●コを見せてくれたんだ。

僕はマリコは僕が好きなんだという確信はあったが、何故佐原さんがマリコと結婚しなければならないのか分からなかった。

次の日の土曜日にマリコに連絡をしてみた。
「マリちゃん、僕にマ●コを見せてくれたろ？佐原さんは僕がマリちゃんのマ●コを金曜の夜に見に来ていた事は知ってるの？」
何となく聞いてみると

「ううん。言ってないわ。」

「ふーん。。そうか。言って無いのか。僕から言おうか？」

「え？言わないとダメかな？」

「いや、そうした方が、お互いの為じゃないかなと思って。」
僕とマリコの関係を佐原さんに言えば、身を引くんじゃないかと思った。
僕とマリコは深いところで繋がっているんだと…

「ヒ…ヒロシ君？会って話しましょうよ。」
マリコから誘われた。

本当は僕が好きで僕の方がいいと言うのだろう。
佐原さんとの結婚は本当はしたくは無いって。

マリコは、悩んでいるのだろう。
マリコを悩ませてしまったな…

妻が病院を退院したら離婚届にサインをしてもらおう。
僕は役所から離婚届を取り寄せ自分の名前を書いた。