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桜涙
第2章 秘密




「本当に、訳分かんないよね。先生って。」

後ろ向きで見えないのをいい事に嘲笑うように
先生を貶してみる。


「それは俺もよく思う。」

ハハッて1人で笑っちゃって…
先生って社会科以外には本当に頭無いからさ。
こういう更に意味不明な事言ってくるんだよね。

私は先生の何?ただのセフレなのに。






「一応言っておくけど、最近この時間がね。俺の生きがいだから。」











……………………え?







「だからあんま冷たい事言わないでくれよな。俺意外とガラスのハートの…」

「はい分かった分かった。お口ばってん。」

有り余った思考回路をなんとか繋げて、その口を両手で塞いで…何なら鼻も塞いで強制終了。




先生はいま、とても大きな爆弾を私の心に落としていった。自覚…してる…?


「ばっか!鼻はダメだろ!!!」

「先生?男は口数少ない方がモテるんだよ?知らないの?」

ぜーはーぜーはーしてる先生にそう言うも…

「伝わんなかったら元も子もねぇだろ?」



あぁ、それもそうかもね。
と、すごく納得。



「無駄に32年生きて来てる訳じゃないんだね先生も。」

「美郷ちゃん最近俺のこと小馬鹿にしすぎ。後でどうなっても知らないからね?」

「うわ出たよ( 笑 ) そういうのいらない( 笑 )」

「じゃあ何がいい?」

「やっ!」



そう言って視界がまた反転する、見えたのは白い天井と差し込む朝日が照らす先生の顔。

さっきまでヘラヘラ笑ってたのに。
急にそんな熱っぽい目で見てくるの、どれだけ心臓に悪いか。先生知ってる?


「ねぇ、何がほしいの?」

そう聞いてくるのに………………



「んっ……ぁ…」

深いキスで何も言えなくする先生はやっぱ意地悪。



「はぁ…ぁ、ありったけの…」

「ん?」




先生が変な爆弾落として、妙に虚しくなっちゃったじゃん。だからありったけの快感で…忘れさせてよ。


「先生を、ちょうだい……?」




先生の息が大きく、でも静かにはぁ…と漏れて。また更に熱を灯すその瞳の奥から、目が逸らせない。





「たくさんくれてやるよ。」








そしてまた私と先生の熱が交ざりあっていくのだった。
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