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甘党な愛
第11章 十一

 ――まさか後ろからビデオカメラで撮影されているとは気付かずに。

「あれ?フレンチですか?もっとむちゅーっとしちゃって良いんだよ」

 後ろから声がすると、すぐに慌てて振り返る。……と、側にいつの間にか鬼沢さんが立っていて頭が真っ白になった。鬼沢さんは右手でビデオカメラを握り、レンズを何故か此方へ向けている。

「鬼沢さん……?何をして……?」

「椿君へドッキリだよ」

「ドッキリ……?」

「恵と付き合っていながら八雲にキスをして……これで恵と椿君の婚約は解消されるだろう」

 まさか鬼沢さん、その為に?恵と私の婚約を解消させる為に、私に八雲とキスさせたのか?というか……まだ私が恵の婚約者って信じてたんかい。私が男って信じて疑わないんかい。


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