この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
甘党な愛
第11章 十一

 同時に、人参が真ん中からパカッと切れる。

「恵、何をしてるんだ?」

 どういうことなのか分からない。けど、恵はエロエロ大王。まさか私のセクシーなメイド服姿を見て、ムラっときてしまったんじゃ。……ありえる。

「離れろ!」

「……」

 すぐに首へ回されている恵の両腕を振り払おうとした。すると耳元から、

「八雲とキスしたって……何で?」

 真剣な声がすると、体が固まりながら狼狽える。

「っ……」

 何でって……紙にキスしてって書いてあったからだろ。滅多に手に入らない極上スイーツにつられて、罠に引っ掛かってしまっただけ。

「あれは、鬼沢さんの罠に引っ掛かって……」

「またスイーツに釣られたの?椿ちゃんって、そんな簡単に釣れるんだ。なら……」

「……」

 そのまま続けて耳元で話す恵。その声は普段よりも低く真剣に思えて、

「俺も釣ろうかな?」

 メイド服の一番上のボタンを右手でプツンと外されると、一瞬頭が真っ白になる。


/310ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ