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甘党な愛
第4章 四

 そういえば昔も同じような事があった。私が幼稚園の年長だった頃、一人の男児から無理矢理キスされて泣いたんだ。あの男児、名前は何だったっけ……。

『僕、椿ちゃんが大好きだよ!』

『私は何とも思ってない』

『……嘘だ!椿ちゃんだって僕のこと好きだ!』

『だから違うって……』

 家の近所の公園でよく会う男児だった。その日も砂場で二人遊んでいたが、私の態度が男児の機嫌を損ねたようで……男児はそのまま怒って私にキスをした。生まれて初めての身内以外からのキスにビックリして、私は泣いてしまったが……。今のこの状況で、何故思い出したんだろう。

「むぐっ……っ……」

 急に八雲の舌が口内へ侵入してくると、私は額に冷や汗を滲ませた。

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