この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
エレーナ先生の日常
第1章 魔性の女【エレーナ・アドラー】




ーコンコン…


「失礼します。」


エレーナは静かに図書室のドアを開ける。

中は広く窓側の方には木製の階段があり、廊下側には天井までとどきそうな高い本棚が並んでいた。

真ん中に、椅子やテーブル、柱や壁側にシンプルな
ソファがいくつか並んで置いてある。

受付カウンターがない。
…多分下の二階にあるのだろう。


エレーナが辺りゆっくり見回しながら歩くと、並んでいる本棚の一列で、二人の男女がくっつき合っていた

エレーナと、二人の男女の目が合う。


「………………」

「………………」

「…アンタ、誰?」


沈黙が流れる中、男女のうち男子生徒が先に声をかけてきた。

「………………」

エレーナは男子生徒と女子生徒を交互に見る。

女子生徒は、ベージュのカーディガンに赤のリボン。
紺の短いスカートに黒のハイソックス…
茶髪のミディアムヘヤーに、左の手首にヒョウ柄の
シュシュをしている。
少し大人っぽいが、高校生らしくあどけなさが残っている。

…問題は男子生徒。

男子生徒も紺の制服に、赤のネクタイをしている……
が、しかし、顔や雰囲気が高校生らしくない!
どちらかといえば、大人…
大人の色気……
サラサラの黒髪にキリッとした瞳。
色白で整った顔立ち。
まるでファッション雑誌から抜け出したような、美形男子だった。



/19ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ