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キミを愛シテ溺れてる
第3章 私の先輩はドSでエッチな家庭教師
「どこか行きたいところはある?」
「今の話で思い出したんですけど……。今日は勉強しないといけないので帰ります」
「まだ会って十分も経ってないのに帰らないでよ。せめてあと五分でいいから頂戴」
誰もいないのを確認してから、ソラ先輩は私にキスをしてくる。
ゆっくりと、唇の表面がソフトに触れる。
大切そうにしてくるキスのせいで離れたくないと思ってしまう……。
自分から帰ると言い出したくせに、引き止めたくなってソラ先輩の服の袖をギュッと掴んだ。
「あの……、私の家に来るのはどうですか?今日は両親が温泉旅行に行っていないので。
一人だとサボりそうなので見張っていて欲しいんです」