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キミを愛シテ溺れてる
第3章 私の先輩はドSでエッチな家庭教師
「乙羽さんが一緒にいたいって言ってくれるの珍しいね」
「いっ、一応彼女らしいことをする努力はしますから」
「彼女らしいじゃなくて彼女だろ」
私は三ヶ月で別れる前提で付き合っていて線引きをしているから、この辺にすれ違いが起きる。
片方は本気で付き合ってくれているからそう言うんだろうけど……。
「とっ、とにかく今日は私の家庭教師になってくださいね。よろしくお願いします」
「乙羽さんの家庭教師ね……。……いいよ」
コンビニで買い物した後、自分の家へと向かい部屋に入る。
招待するなら事前に掃除をしておきたかったけど、普段から片付けているから汚いとは思われない自信があった。
「実はお父さん以外の男の人を部屋に入れたのはソラ先輩が初めてなんですよ」