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キミを愛シテ溺れてる
第3章 私の先輩はドSでエッチな家庭教師
私だけ……
「じゃあ、そう思ったのも私が初めて?」
「うん。キミが初めてだよ」
なんていい言葉の響きだろう。
思わずニヤけてしまう。
「そっ、そんな真剣な顔で縛りたいとか苛めたいとか言われても……。大体、私以外の人まで縛ってたら凶悪犯です」
「縛られて照れてるくせに、この口はなかなか素直にならないな」
「っ…、……、んっ……、ぁっ……」
私の顎を掴んで顔を少しだけ横に向かせると強引に唇を奪ってくるソラ先輩。
重ねただけでなく私の下唇をゆっくりと甘噛みしてくる。
何度か噛まれた後に解放されたけど、唇にその感触の余韻が残り平静でいられなかった。
しかも、濡れている感じがする。
このまま勉強に集中できるだろうか……。
私はとんでもない家庭教師を雇ってしまったみたいだ……。