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キミを愛シテ溺れてる
第3章 私の先輩はドSでエッチな家庭教師

休んだ後、何もなかったように机に戻ってスッキリした頭で勉強に取り掛かる。

残りの分からないところも教えてもらって、暗記も着々と進み、テストをやり直してみるといい点を採ることができた。

「明日、頑張ってね。記憶力のいい乙羽さんなら大丈夫だよ」

「プレッシャーをかけないでくださいよ。……でも自信はあります!」


次の日。
授業を終えた後、テストの点数が低かった人が集められて追試をする。

今回のテストで点数が悪かったら、成績を下げると言う脅しをされてから始まった。

昨日、ソラ先輩に教えてもらったことを無駄にしないように懸命に取り組む。
途中でエッチなことをして脱線してしまったけど、しっかりと覚えている。

でも自分で暗記したところは曖昧なところがあった。


採点されたテストが返ってきた時、私は目を丸くした。


そのテスト用紙をバッグに入れて、寄り道もせずソラ先輩の家に遊びに行く。

「乙羽さん、お疲れ様。テストはどうだった?」


「それが……。それがですね……」

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