この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キミを愛シテ溺れてる
第5章 *キミを愛シテ溺れてる 3

今まで元気でいた人が、簡単に壊れていく姿はもう見たくない。

だけど、親友を救えなかった罪滅ぼしを風子を使ってしているみたいだ。

彼は俺のせいで死んだようなものだったから……。

頼ってきてくれたのに、何もしてあげられなかったせいで……。

風子のことを考える一方、亡くなった親友のことも未だに忘れられなくて苦しかった。


ある日の学校帰り。風子と歩きながら何も話さなくなった暇を見て空を見上げる。

親友が亡くなった日を思い出させるほど、赤く染まる夕暮れだった。


「ねえ、……風子は死にたいとか思わないの?」


「どうして死にたいなんて思わないといけないの?」

ふと口走ってしまった質問に、きょとんとした顔で首を傾げられた。

/569ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ