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キミを愛シテ溺れてる
第6章 *キミを愛シテ溺れてる 4
付き合ってから今まで何度か苛めてきたから我慢するのには慣れてきたけど、性欲を押し殺すのは相変わらずつらい。
だから、早く俺のことを好きになって欲しい。
元カレの颯太のことを忘れてしまうくらい好きに。
「こうすると乙羽さんはもっと気持ちよくなるかな。……縛られるの好きだったよね?」
「えぇっ……」
ネクタイを外してから風子の腕を掴むと、今度は一切抵抗することなく俺に従っていた。
両手首を合わせて縛ってからその厭らしい姿を観賞する。
物足りなさそうに腰をよじらせている艶やかな体。簡単に男を惑わせる外見に、性に対しても好奇心が旺盛……。
「っ……。これもお仕置きのひとつなんですかね。じゃあ、……こうするとエッチに見えますよね」