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キミを愛シテ溺れてる
第6章 *キミを愛シテ溺れてる 4
どの部分よりも温かくて内腿に愛液がついているくらいそこは濡れていて、撫でると厭らしい水音を立てる。
「ここに挿れていい?」
「指を……ですか?」
「今度は違う方だよ」
「大人の玩具?」
惚けたフリをする小悪魔に大きくなった自身を当ててみると体をピクッとさせていた。
「ううん。乙羽さんの太腿に当たってるコレだよ」
すると、風子は恥ずかしそうにこくんと頷いて答えた。
記憶を失うことがなければこの瞬間をもう少し早く見れていたことだろう。
戻したくても時間は戻らない。
しかし、今の風子の反応はその悔いを無くしてくれるかのように初々しく見えた。
やっとキミを抱くことができる……。
「じゃあ、挿れるよ……」
「はい……」