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キミを愛シテ溺れてる
第7章 大好きなあなたとハルジオンを探して……
「一番に好きだと思ってくれてることが分かるから。……それに俺がどう言う男か忘れてないよね」
「ふふっ、忘れるわけないじゃないですか」
小悪魔になった私のことを強引に攫いに来た大魔王だ。
私と颯太の関係を引き裂こうとしていたのかは分からないけど……。
「私はソラ先輩のことをちゃんと愛せてるってことですよね?颯太と別れてから愛し方に自信がなかったので……」
「…………。さあ……?乙羽さんなりの愛し方って何?」
「知ってるじゃないですか!えーっと、会いに行って、ご飯作ったり、奉仕したり……」
指を折って自分が相手にしてきたことをあげてみる。
しかし、事細かに言うのは照れ臭くてすぐに行き詰まってしまった。
「奉仕?俺は乙羽さんを家政婦にしたつもりはないけど」
「そっちの意味じゃないですよ。気持ち良くする方です」
「じゃあ、脱いでその意味を教えてよ」