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キミを愛シテ溺れてる
第9章 甘いひととき
「んっ…、あっ……」
仕事で疲れているだろうからと思って今は毎日会っていない。
だから会うのは三日ぶりで背中を包んでくれる温もりが恋しかった。
おまけに柔らかい胸を撫で回しながらふにふにと軽く揉まれて快感が体に走る。
「ふっ、ムラムラしてくる?」
「しちゃいますよ。会っても時間がなくてしない日が多かったですし」
「……俺も乙羽さんを早く抱きたくてたまらない」
「でもご飯を食べてからにしてくださいね」
「温かいうちに食べさせろってことだろ。何度も言われたからそれくらい分かってるよ」
そのまま脱線せずに料理を作って食べた。一人で作るよりも楽しくて、美味して。
お互い学生の時よりも二人で過ごせる時間が貴重なものとなっていた。
夫婦になれば毎日こんな風に一緒にいられるのかな……。