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キミを愛シテ溺れてる
第9章 甘いひととき
ソラ先輩が飲んでいたビールを渡されて口にしてみると苦くて何がおいしいのか分からなかった。
大人になって二年が経つけど未だに進んで飲もうとは思えない。
でも関節キスができて浮かれていた。
「やっぱり私の舌はお子ちゃまなので酎ハイとかジュースっぽい方が好きです」
「お子ちゃまね。……でもそういう所も可愛いよ」
髪を撫でられてうっとりとしていると、酔いが回ってきたのか体の力が抜けていく感じがした。
それにソラ先輩の体温が心地よくて眠くなってくる。
でもせっかく会えたんだから寝る時間が勿体ない。
「ねぇ、ソラ先輩は酔わないんですか?もしかして、酔ったら襲いたくなるほど性欲が湧いてくるとか」