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キミを愛シテ溺れてる
第9章 甘いひととき
「それはないかな。俺は飲んでも普段とあまり変わらないよ」
「私よりお酒に強いんですね。でもテンションが高くなってバカ騒ぎしてるソラ先輩は想像できないかも」
彼女としてはあまり変わらない方が安心かもしれない。
酔った勢いで他の女を抱いてしまったとかキスをしたとかそう言う心配をしなくても良さそうだ。
「乙羽さんよりは強いんじゃないかな。酔うとどうなるの?」
「ふわーって気持ち良くなってくるんですよ。でも私はもっと気持ち良くなりたくなってきます」
「乙羽さんはアルコールの気持ち良さだけじゃ物足りないんだ?」
「足りないです…。甘えたくなるというか、……エッチしたくなります」