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キミを愛シテ溺れてる
第11章 真っ白な青春のままで…(ソラ目線)
「いいえ。たまには男同士で遠慮なく話してきてください。私に気にせず海田先輩とゆっくり楽しんできてくださいね」
「ありがとう。待っている間、好きなように過ごしていていいからね」
「はい。テレビを見て待ってます」
眩しい笑顔を向けてくる風子にキスをして強く抱き締めた。
容姿、体温、匂い、抱き心地……全てが愛おしい。
このまま放したくない……。
彼女を堪能する時間はいくらあっても足りなかった。
でもずっとくっついているわけにもいかず、待ち合わせしていた場所に向かった。
海田と合流してから飲み屋に行き、注文した酒がテーブルに届いた。
「何に乾杯だ?」
「海田の結婚おめでとうってことで」