この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
キミを愛シテ溺れてる
第11章 真っ白な青春のままで…(ソラ目線)
「んー……、いろいろあって」
「海田先輩と何かあったんですか?見ているとなんだか前よりも仲が悪そうですし……」
「うん。ちょっとね……」
「そういう時はこのチョコスティックでも食べて元気を出してください」
風子はチョコスティックが入っている箱を上下に揺らして音を立てて俺に近づけてきた。
美味しいことを証明するために先に一本食べて可愛い顔でにっこりと笑ってくる。
「……食べさせて」
「えっ!?」
「手じゃなくて口で持って。そしたら絶対に元気が出るから」
「ふええっ……!?」