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キミを愛シテ溺れてる
第1章 *キミを愛シテ溺れてる 1
「ああ…、風子のマンコすげぇ濡れてきた……」
気になるけど見てはいけない……。
「あっ、あっ、ああっ、ああっ……」
二人が性器を交わしているところを見てしまったら心が壊れてしまう。
「颯太……、好きっ……」
いや……
もう壊れていたんだった。
今の風子が颯太を選んだ時から……――――
こんなに虚しい気持ちになるのは何年ぶりだろうか。
でも絶対にあの約束を果たすために今は耐えるんだ……。
一度誓ったことを強く思い、物音が落ち着いた後も寝た振りをしていた。
颯太と別れる日が絶対にやってくる。
風子にとっていい先輩を演じながらその日を心待ちにしていた――――