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キミを愛シテ溺れてる
第11章 真っ白な青春のままで…(ソラ目線)
驚いている俺に向かって小走りで近付いてきてにっこりと微笑んでくる。
その笑顔はふわりと柔らかい温かさが自然に出ているものだった。
「待っていられなくて迎えに来ちゃいました」
あまりにも可愛すぎて過保護になってしまって、夜遅くに一人で出歩いて危ないだろ、っと注意したくなる。
本人は無自覚なんだろうけど、綺麗な長い髪に、可愛らしい小さな顔、そして一番罪なのは男の性欲をそそるような体つき。
胸も大きくて、くびれもあって、ぷりんとした美尻。
いつ、どこでナンパされてもおかしくない外見だ。
でも健気な一面を見せてくる彼女を怒る気にはなれない。
「ありがとう。俺も早く乙羽さんに会いたかったから嬉しいよ」