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キミを愛シテ溺れてる
第11章 真っ白な青春のままで…(ソラ目線)
「あっ!?ちょっ……、見ないでくださいよ!」
そこに書いてあった文字は“彼氏とのセックス事情”。
セックスを週に何回する、シている最中に彼はどこを見ている、体型は気になるのか、どんな体位が男は好きなのか……。
風子に雑誌を奪われてざっくりとしか見れなかったけど、女性目線の意見がたくさん書かれていた。
「むうう……。見ないでって言ったのに、ソラ先輩ったら……」
見られたのが余程恥ずかしかったのか、俺の方を睨むように見て頬を膨らませてむくれている。
エッチなことが好きだというのは既に分かっているから隠さなくてもいいのに。
それとも、俺とのセックスに悩んでいるからこそこういうものを読むんだろうか……。
もし、そうだとしたら大問題だ。
「別に見てもいいじゃん。乙羽さんのことをもっと知りたいし」