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キミを愛シテ溺れてる
第1章 *キミを愛シテ溺れてる 1
遊びに行った時に、他の女とすれ違いになったことが何度あったか。
しかも、ゴミ箱に行為をした後のゴムが捨てられているのも見掛けたことがあるから浮気をしているのは分かっていた。
寧ろ今まで風子が気付かなかったのがおかしいくらいだ。
それとも気付いていて我慢していたのか……。
風子はこっそり追っていくようだから真実を知る確率が高くなるだろう。
可哀想だと思うのに何も教えてやらない俺は……風子にとって優しくない男になる。
他にも隠してることがあるからずっと優しくなれないまま……。
さて、直感が当たることに賭けて待っていようか。
つらかった時にキミが傍にいてくれたように、俺もしてあげたいから――――