この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
キミを愛シテ溺れてる
第1章 *キミを愛シテ溺れてる 1
立ち去ろうとする風子の腕を強く引く。
「………………」
すると、普段声を荒立てることがない俺に怯えたのか急に大人しくなった。
これから何をされるのか分かっているような態度が汚されてきた事実を物語っているようで気に食わない……。
腕を引いたまま俺の家に連れて行き、風子をベッドの上へ投げるように手放した。
「きゃっ……!」
冷ややかな目で倒れた風子を見ると、ピンク色のパンツとブラジャーの紐が見える。
他の男ならここで服を脱がすか、キスをするか、胸を愛撫してセックスに持ち込むだろう。
でも風子を汚してきたような奴らと今は同じ手順は踏みたくないし、同じ分類にもなりたくない。
とりあえず逃げられないように押さえつけてから、細い両手首をネクタイで縛り上げた。
「いやっ……、やめてください。ソラ先輩、おかしいです!どうかしてます!」
きつくして、ほどけないように……