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キミを愛シテ溺れてる
第2章 処女ヲ捧げた時
「頑張るのもいいけど、あまり無理をしないでね。これでも飲んで休憩して」
「わぁ!ありがとうございます。ミルクティー好きだから嬉しいです」
どうしてなのか私がいつも買っている物を知っていて、差し入れしてくれた時もあった。
いつも気に掛けてくれて、面倒見がいい先輩。
脈があるかどうかは分からない。
でも、ふと考えてしまう。
この人と付き合ったら私はどうなるんだろうって。
大切にしてもらえて、幸せな恋愛ができるのかな……。
どんなキスができて
どんな風に抱きしめてくれるんだろう……
とても優しい人だから、愛し方も優しいのかな……
もっと知りたくなって近づいてみたくなる
そう思い始めた時、転機が訪れた――――