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陽向の恋
第7章 七
「電気消す?」
「うん……」
陽向の質問に私が返事をした後、陽向が電気を消して、寝ている私の後ろへ自分も横になる。それから私の胸へ両手を伸ばして、浴衣の上からさわさわと優しく揉み始めた。……今話していたからなのか、何だか、高校生の頃陽向から触られた時と状況が似ていると思ってしまう。
「苗ちゃん……明日は一緒に回ろうね……」
「……無理っ……」
「城二人とも好きじゃん!」
「好き、だけど……あっ……だめ……」
「けち!」
浴衣の上から揉んでいた両手が浴衣を開いて、下着を上へずりあげる。同時に大きな胸の膨らみが二つ溢れ出て、直に揉み回され出した。
「けちって……あっ……」
「じゃあまた今度二人で旅行行こうね」
「いく……うぅん……」
「えっ?いくってどっち?」
「……」
後ろから両胸を鷲掴みされながら耳元で聞かれて、私は恥ずかしさで顔が熱くなる。だが、おずおず話して、
「旅行、いくって意味……」
「こっちはまだいかない?」
後ろから陽向が胸を覗き込み、私を仰向けにしながら覆い被さって、左胸の乳首へ吸い付く。そうされて私は、中学三年生だった頃の陽向に現在の陽向を重ねた。あの時はこんなことまでされなかった……。可愛い陽向だったけど。
「いく時はちゃんといきますって言うんだよ」
「そんな恥ずかしいこと……いや……ぁん……」
両手を頭上で陽向の左手に押さえつけられ、左胸と右胸の乳首を交互に吸い上げたり舌で転がす陽向に、目を潤ませる。陽向は美味しそうに卑猥な音を立てながら左右の乳首を堪能し、嬉しそうに目を細める。
「恥ずかしい?もう慣れっこでしょ?」
「それは、陽向の、せい……ん、あっ……」
そのまま胸の膨らみごと左右の乳首を交互に吸われて、ぞくぞくと甘い快感に襲われるも。絶頂が近付いてきて、陽向をじっと見つめながら言った。
「陽向……いきそう……」
「いきそう?もう?まだ入れてないじゃん!」
「だって……」
私の言葉を聞いた途端、陽向は私の胸から唇を離し、慌てて私を四つん這いにさせる。