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冷たい微笑み
第3章 涙の味
気持ち悪い…

私の背後にいていいのは勝山さんだけだ。

仮に付き合ったとしても

自己中心的で怒りっぽくて

ストレスたまって別れるんだろうな。

好きだと意識した途端、いつも言い返せた言葉が

出せなくなった。



「都~ お前今日ミス多いぞ?

ま、俺が手伝ってやれないことも無いが。

今日は 休んでゆっくりしなよ。」

「…はい。」

「いつもの元気はどこいったー?

言い返してこいよー。

…大丈夫か?」

勝山が都の顔を覗きこむ。

「それ不意打ちすぎます…」

都はデスクから離れた。
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