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君に恋する物語
第1章 私の好きな人
「・・・お前さ、本気で言ってんの?」

「何が?」

ハァ・・・
またタツ君は深いため息をついて呆れた顔をした

「も、もちろん!!ため息ばっかりは良くないって思ってるけど?」

タツ君の幸せが逃げたら勿体ないよ!!
私は意気込んだ

「・・・じゃなくて・・・その・・・彼氏が俺とか・・・」

「え?違うの?」

「お前・・・アホだよな・・・」

「アホって・・・失礼じゃない?」

私は頬を膨らませた

「・・・ってかさ・・・何回も言ってるけどさ・・・」

「はいはい。歳の差の事?わかってますよ」

「わかってんなら・・・俺の事、彼氏とか言うなよ」

「・・・嘘つき」

私は更に頬を膨らませる


「・・・言ったもん」

「何を?」

「・・・ゆあが一番可愛いって・・・」

「小さい赤ん坊の時な」

「・・・す、好きとか・・・言ったもん」

「お前が幼稚園の時な」

「お・・・お嫁さんにしたいって・・・言ったもん」

「お前が小学校の時な」

「・・・嘘つき」

タツ君のばか・・・
ばか・・・
ばか・・・

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