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君に恋する物語
第1章 私の好きな人
そんなゆあを愛しく思わない筈がないだろう?
小さな頃から俺だけのゆあだったんだ

けどな?
俺がどれだけゆあを好きでも・・・わからなくなる
これが愛なのか・・・

親にも似た気持ちでずっとゆあを見てきた

可愛いゆあ
お前が俺の特別な存在である事には変わりはない
お前が泣けば慰めよう
お前が笑えば一緒に笑おう
お前の喜ぶ顔が何より幸せで・・・

だけど・・・
恋愛感情にしてはいけないと何度も自分自身に言い聞かせてきたんだ

お前が別の誰かを好きになる
俺が別の誰かを好きになる

そうなるのが自然な事
そうならないといけなかったのに・・・



俺だって何度も言うがいい歳だ
恋愛経験もなくは無い
・・・と思う

思春期の頃は彼女だって居たし、それなりの経験だってもちろん
だって、ゆあは産まれてなかったからな
けど、ゆあが産まれて・・・
ゆあと出会ってしまって・・・
ゆあを優先して彼女に振られた事は数え切れない

その度に悲しい思いをしたか?って聞かれると・・・
そうでもないな・・・

だから困るんだよ
その度にゆあを好きな自分が頭のおかしい奴だって思ってしまうから・・・

だって考えても見ろよ?

俺、今42歳だぜ?
マジで結婚しないとヤバいんだよ

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