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君に恋する物語
第1章 私の好きな人
「俺に結婚するな。って・・・お前残酷だな」

俺は苦笑いをした

「結婚はしてもいいよ・・・私が相手ならね」

ゆあがギュッと俺を抱きしめる

ゆあの全力の口説き文句はどうしようもなく俺の胸に響く

ゆあが俺のモンになればどんだけ幸せかな?
ゆあが俺以外を好きにならなかったら死んでもいい

ずるい大人だよ・・・
俺は・・・

結局、ゆあに好きな人が出来るチャンスを奪っておいて・・・
一定の距離でお前の心を繋ぎとめて・・・
どこの馬の骨かわからん奴と結婚するなんて嘘までついて・・・

一番、残酷なのは俺なのに・・・
そんな汚い俺なのに・・・

俺にはお前が眩しすぎるよ



だから・・・
俺もお前にとってそんな存在でありたいよ


「・・・ゆあをこんなにした責任とらないとな」

俺はわざとらしくため息を吐いた

「どういう意味?」

「お前は・・・俺以外を好きにならない病だな」

「う、うん!!」

「どんな名医も治せないみたいだな」

「そ、そうだよ!!」

「なら・・・俺が責任とるしかないだろ?」

「タツ君?」

「・・・参ったよ。もう降参」

俺もギュッとゆあを抱きしめた



「・・・好きだよ」

「え?」

「・・・ゆあが・・・好きだ」

こんな前からわかりきってる俺の気持ちを・・・
俺の想いを・・・
改めて言うなんて・・・
俺も頭のおかしいおっさんだよなぁ・・・

「・・・うそ・・・」

「嘘でいいのか?」

「も、もう一回・・・言って?」

「・・・ゆあが好きだよ」

大好きだよ・・・

俺はもう一度ゆあにキスをした


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