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君に恋する物語
第2章 ユキの運命の恋
「何してんだ?」

声と同時に私のおしりを触っていた手が止んだ

「は?何もしてねぇ!!」

「しらばっくれるな!!痴漢野郎!!」

私はその声に泣きそうになりながらも振り返った
周りは何事かとざわざわし始める

「ち、ちょ・・・ちょっと当たっただけだろうが!!」

「・・・当たっただけ?どこに?誰に?何に?」

中年の気持ち悪い・・・デブな男が焦っている
その男の腕を掴んで離さない
スーツを着たメガネの・・・
啓介とは違ったタイプの男前な男性
優しそうな・・・
上品で紳士な顔

「は、離せよ!!」

「次の駅で降りろ。痴漢野郎」

「は?何で降りないといけないんだ!!」

「痴漢野郎だからだ」

中年のデブは更に焦って掴まれた腕をどうにか外そうと必死にもがく
上品で紳士な顔の男前な男性は、その顔に似合わない顔で怒りを露にしてる

「や、やってねぇし!!証拠だせよ!!」

苦し紛れに中年のデブは粋がった


「・・・されました!!」

「は?」

「されました!!痴漢!!」

私は勇気を振り絞り大きな声で叫んだ

周りがざわざわと私達を見る


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