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君に恋する物語
第2章 ユキの運命の恋
駅員さんは図星をつかれたのか・・・
焦った対応とズボラな対応を改めた

「では、これから警察の方が来るまでここでお待ちください」

「「はい」」

また、私達の声が重なり同時に返答した

警察官・・・
啓介が来る筈なんてないか

私は心の中で来る筈もない啓介の顔が頭によぎった

「・・・大丈夫・・・ですか?」

「え?」

「・・・お仕事もそうだけど・・・その・・・お気持ちとか・・・」

「し、仕事はあの・・・遅れるって連絡しまして・・・」

紳士で啓介とは違うタイプの男前の男性が私を気遣う
どう応えていいかわからない私・・・

「・・・すいません・・・どうしても許せなかったんです」

「こ、こちらこそ!!助けて頂いて・・・お仕事・・・大丈夫ですか?」

「さっきも言った通り、仕事は遅れると連絡すればいいんですよ。それよりあなたが嫌な・・・その・・・気持ちになって・・・る・・・事の方が・・・」

さっきまでの勢いはどうしたの?
って位・・・
ドギマギしてる・・・
顔が真っ赤な私を助けてくれた人

「助けて頂いてありがとうございます」

私は丁寧に頭を下げてお礼を言った

「や!!そんな!!お礼なんて!!顔を上げて下さい!!」

私はその言葉に顔を上げた

「!!!」

・・・顔・・・
・・・真っ赤・・・
・・・私・・・
の顔に何かついてるのかしら?

「・・・あの・・・」

恐る恐る男性に話しかけた
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