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君に恋する物語
第2章 ユキの運命の恋
「ちょっと・・・俺・・・あっ・・・すいません・・・」

「何が・・・?」

男性は手で顔を覆って遮る

「その・・・は、恥ずかしくて・・・」

「恥ずかしい?」

やだ・・・
やっぱり・・・
私の顔に何かついてるのかしら?
私も男性の態度に恥ずかしくなって顔を背けた

「い、いや!!あなたの事ではないんです!!俺・・・ぼ、僕が・・・その・・・」

どうしよう・・・
顔が真っ赤だわ

「こ・・・こんなにあなたを近くで・・・見れると言うか・・・」

「???」

初対面よね?
意味がわからない

「その・・・あなたを・・・ずっと・・・見て・・・」



「お待たせしました。刑事の方がお見えになりました」

駅員さんの声に私達は振り返る

「・・・お疲れ様です」

さっきのは何だったの?
紳士な男性は表情を変えて中年の刑事に挨拶をした

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