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君に恋する物語
第2章 ユキの運命の恋
「はぁ~。終わりましたね」
「はい」
警察官の取り調べはやっぱり長くて・・・
やっと解放されたのは二時間後
「本当に・・・ありがとうございました!!」
何度目かのお礼を言って私は頭を下げる
もう今からじゃ仕事・・・
どうしようかな?
何て考えながら私は助けてくれた男性に背を向けた
「・・・あの!!」
「・・・はい?」
病院に連絡しようとスマホを探しながら振り返った
「・・・あの・・・」
「・・・はい?」
私はスマホを持つ手を止め再度、男性に訊ねた
ニッコリ笑って・・・
「!!!」
「???」
私を呼び止めた男性の顔はまた真っ赤で・・・
「・・・あの・・・」
「・・・はい?」
「・・・あの・・・」
「・・・はい?」
痴漢を捕まえてくれた勇敢な顔はどこにもなく・・・
それがなぜか気になって・・・
私を呼び止める声の返事を待った
「・・・その・・・」
「・・・はい」
「・・・その・・・」
「・・・はい?」
私は助けてくれた彼の次の言葉に期待した
何度もメガネをかけ直す仕草が・・・
私に話しかける仕草が・・・
どうしても・・・
気になったんだ
「はい」
警察官の取り調べはやっぱり長くて・・・
やっと解放されたのは二時間後
「本当に・・・ありがとうございました!!」
何度目かのお礼を言って私は頭を下げる
もう今からじゃ仕事・・・
どうしようかな?
何て考えながら私は助けてくれた男性に背を向けた
「・・・あの!!」
「・・・はい?」
病院に連絡しようとスマホを探しながら振り返った
「・・・あの・・・」
「・・・はい?」
私はスマホを持つ手を止め再度、男性に訊ねた
ニッコリ笑って・・・
「!!!」
「???」
私を呼び止めた男性の顔はまた真っ赤で・・・
「・・・あの・・・」
「・・・はい?」
「・・・あの・・・」
「・・・はい?」
痴漢を捕まえてくれた勇敢な顔はどこにもなく・・・
それがなぜか気になって・・・
私を呼び止める声の返事を待った
「・・・その・・・」
「・・・はい」
「・・・その・・・」
「・・・はい?」
私は助けてくれた彼の次の言葉に期待した
何度もメガネをかけ直す仕草が・・・
私に話しかける仕草が・・・
どうしても・・・
気になったんだ