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君に恋する物語
第2章 ユキの運命の恋
「・・・良ければ・・・ご迷惑で無ければ・・・その・・・」

迷惑?
無ければ?
その先は?

どうしよう・・・
期待してドキドキしてしまう


「・・・この後・・・時間が空いてて・・・お腹も空いてて・・・仕事も休みになってたら・・・」

なってたら?

「・・・俺・・・ぼ、僕と・・・ら、ランチとか?ど、どうでしょうか?」

「・・・クスッ・・・」

ナンパかしら?
何て・・・
違うわね
こんなに必死なナンパがある訳ないもの

啓介以外にキュンとした事なかったけど・・・
メガネを何度も触りながら・・・
私を見て真っ赤にする・・・
この男の人にキュンとしちゃった

「・・・笑った顔も・・・素敵ですね」

何て言いながらニッコリと私に微笑む

お世辞でも嬉しい
私を助けてくれた
啓介とは違うタイプの男前・・・

顔は全然似てないのに・・・
私に対する微笑みが無邪気で・・・
何となくどことなく・・・
笑った顔が・・・
啓介の小さい頃の笑顔と重なった

「そうですね・・・助けて頂いたお礼もしたいですし・・・」

「え?」

「ぜひ、ご馳走させて下さい」

今までの自分では考えられなかった事
初対面の男の人と食事なんて・・・
啓介の笑顔と重なったからよ
うん。
きっとそうよ
心の中で言い訳してしまう

「や、やった!!」

啓介とは違うタイプの男前は大袈裟にガッツポーズをして喜んだ
その無邪気な仕草に・・・
さっきまでとは違う態度に・・・
キュンと私の心臓が応えてしまう

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